【2020年10月】キラリ★な書

HOTEL万葉岬からの風景

こんにちは。大阪府豊中市のお習字教室「えんぴつくらぶ」長興寺教室・曽根東町教室の中井由香里です。
先月、書の会 高砂会の研修旅行があり、兵庫県相生市にある「HOTEL万葉岬」というところに行ってきました。 
輝く夕日とキラキラと光る大海原が絶景の場所でした。(写真はお部屋から撮りました)

潮騒をBGMに、日の入りで赤・オレンジ・黄色に染まっていた空が、太陽が沈むにつれてゆっくりと深い紺碧に変わっていく様子は神秘的で、尊さを感じるほどでした。

それでは、10月のキラリ★な書をご紹介します。

《毛筆作品》

Aさん
大きくゆったりとした字が書けました。「り」が特に上手です!

Cさん
きりっとした良い字がそろいました。「子」は重心が通っており、「い」は筆の流れが見えます。
「ぬ」は勢いのある線がとても魅力的です。

Tさん
きれいな字を書くためのたくさんの努力がつまった一文字です。
起筆やハライがとても上手です。

Aさん
筆づかいの中に個性が現れてきたと感じます。
どのような書風で字を書きたいのか、どのような線を書きたいのか。
どんどん自分の書きたい字を追求してもらいたいと思います。

《硬筆作品》

Mさん
一字一字ていねいに書けています。
マス目の中の配置もよく整っていて、安定しています。

Kさん
行の中心が整っていて素晴らしいです。
まっすぐに行をそろえて書くことは、一字を丁寧に書くことより難しいと思います。
コツコツ練習の積み重ねが実を結んできました。

Nさん
画数に合わせて字の大きさを調整して書けています。
漢数字は大きく見えがちで、文章中に書くのはとても難しいのです。
上手に書けましたね!

Rさん
行書の課題には、現在のひらがなに統一される前の文字(変体仮名といいます)も登場します。
大人でも難しい課題に中学生から挑戦しているのですが、若者の「継続は力なり」は真実ですね。
Rさんをはじめ、毎月みんな確実に上達しています。

街路樹や公園の木々が色づく素敵な季節ですね。
一年で一番好きな季節を楽しみたいと思います。
それでは来月のキラリ★な書をお楽しみに!

この記事を書いた人

こどものお習字教室「えんぴつくらぶ」長興寺教室・曽根東町教室の講師 中井由香里です。こども達が字を書くことが好きになってくれるようなレッスンを心がけています。

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