【2025年5月】キラリ★な書

図録の表紙は、中央の円がキラキラする仕様になっています

こんにちは。大阪府豊中市の書道教室「えんぴつくらぶ」長興寺教室と曽根東町教室の中井です。
大阪・関西万博を記念して、天王寺にある大阪市立美術館で「日本国宝展」が開催されています。
4月26日~6月15日の会期中に少しずつ展示物の入れ替えがあり、どうしても自分の目で観たいものが会期の前半と後半にあったので、4月下旬と6月上旬の2度、観に行ってきました。
一度目は、かの有名な金印「漢委奴國王」、京の市中を描いた洛中洛外図屏風(舟木本)、そして”書聖”王羲之の喪乱帖など。
二度目は、教科書に載っていた伝源頼朝像、尾形光琳の燕子花図屏風、かなの至宝 古今和歌集(高野切第三種)など。
圧倒的でした。国宝のオーラはガラスを隔てても感じられて、感激と同時に畏れ多い気持ちで鑑賞しました。
芸術家や職人の技と想いは、時空を越えるんですね。

それでは、2025年5月キラリ★な書のご紹介です。

《毛筆作品》

Rさん 「り」
ていねいに筆を動かして、とてもじょうずに書けました◎

Rさん 「にじ」
元気でのびやかな字が書けました!

Wさん 「未来」
トメハネハライを、一画一画ていねいに書きあげました。

Hさん 「成功」
凛々しい線ですっきりと美しく書けています!

Sさん 「希望」
整った字形で書き、二文字の上下もうまく配置できました。

《硬筆作品》

Kさん 「正門のちかくで、・・」
お手本をよく見て、一字ずつしっかりと書くことができています。

Yさん 「新聞を読んで、・・」
門がまえや言べんの漢字を、バランスよく美しく書くことができました。

Yさん 「くさかんむり・・」
画数に合わせて字の大きさを調整することに、よく気配りができていますね。

Aさん 「旅館の窓からは・・」
横画の向きに変化をつけて書けており、特に伏せる線を巧みに引くことが出来ています。

大阪・関西万博にはまだ行けておらず・・万博にもぜひ行ってみたいと思います。
それでは、来月もお楽しみに。


この記事を書いた人

こどものお習字教室「えんぴつくらぶ」長興寺教室・曽根東町教室の講師 中井由香里です。こども達が字を書くことが好きになってくれるようなレッスンを心がけています。

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