書夏2020

こんにちは!
豊中市の書道教室「えんぴつくらぶ長興寺教室」「えんぴつくらぶ曽根東町教室」の中井です。
今年も、夏恒例の特別教室「書夏2020」を長興寺教室で開催しました。(8/18、8/20)
小学校の夏休みの自由課題として、いつもより長い時間をかけて習字作品に取り組みました。

今年は、半紙、半切、半切4分の1と、3つのサイズの紙がありました。
中でも半切は幅35センチ長さ136センチあり、大きな紙を目の前にすると子どもたちの表情に緊張感が漂います。
 紙の位置、筆の墨の量はちょうどよい?
 次の字はどのくらいの大きさで書けばいい?
 一画目どこに筆を置く?
 字の中心、行の中心を通すには?
考えるべきことが常に出現します。

他にも、これが初めて筆で字を書く機会だったり、まだ学校で習っていない字に挑戦したり、納得いくまで繰り返し書いたり、みんながそれぞれ一生懸命に作品作りを頑張りました。

最後まで気を抜かずに名前を書き入れて、完成。
「書けた!」「できた!」の声は、達成感にあふれていました。

今年の書夏で感じたことは、みんなとても集中力があり、自分で修正点を見つけることが上手だったことです。
口では「難しい」「出来ひん」と言いながら、その難しさを楽しんでいるようにも見えました。頼もしい限りです。
書夏を通して、ひとつ挑戦を乗り越えたような気分になってくれると嬉しいです。
参加してくれた子どもたち、ありがとう! お疲れ様でした。


この記事を書いた人

こどものお習字教室「えんぴつくらぶ」長興寺教室・曽根東町教室の講師 中井由香里です。こども達が字を書くことが好きになってくれるようなレッスンを心がけています。

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